過敏性腸症候群 IBS[030 おなかの症状]


過敏性腸症候群(IBS)は最近非常に増えている腸の病気ですが、症状の出方によって3つのタイプに分ける事が出来ます。

下痢型:腹痛や下痢の症状が強く、男性に多い。
便秘型:便秘の症状が強く、女性に多い。
混合型:便秘・下痢を交互に繰り返すタイプ。

お腹がゴロゴロ鳴るというページにも書きましたが、お腹の動きと心の動きはお互いに影響が強いようです。自分もお腹が弱いので、小さい頃から気になっていました。小学校の頃お腹を手術して以来、トイレのない場所へ行かなくてはならないとか、バス旅行、満員電車などで緊張したり、プレッシャーがかかったりすると、すぐにトイレに行きたくなりました。しかも1度行ってもすぐに行きたくなったり、困っていました。それで病院に行く事はしませんでしたが、もし当時病院にかかっていれば、たぶんこの病名がついたかもしれません。いまでもなぜか本屋さんに行くとトイレに行きたくなります。

ストレスがかかったり、上手く発散できていなかったりすると、自律神経が不安定になり、上手く動いていた腸の動きも不安定にしてしまいます。お腹の弱い人はもともと神経質と言われていますが、ストレスがかかると、お腹にきてしまいます。お腹が安定しないと、その事じたいも気になってしまい、自信もなくなり、不安にもなります。このように悪循環におちいってしまう症状です。

日本におけるこの病気の患者数は、成人で約10%〜20%と推測されていて、特に働き盛りの30代男性に多いとされています。しかし最近では子供達にも増えているようです。その割合は高校生では14%とほぼ大人と変らない比率と見られます。学校での排便に抵抗があったり、親も病気と考えていないため1人で悩んでしまう子が多いようです。過敏性腸症候群の学生の4人に1人は不登校に陥っていると言われます。

では治療法は

1.生活習慣の見直し・食養生が第一です。お米を中心とした和食をたべ、よく噛みお腹一杯にしないことが重要です。腸がよくありませんから食養生は他人よりも気をつけるべきでしょう。食物繊維はお腹がしっかりするので非常に大事です。自分は昔から有名なイサゴール50億という補助食品を1日2回服用していて快便(ツルン・ストン)にしています。これはお腹の弱い人には特にお勧めです。ただし、便秘の人は飲み方にコツがいります。

2.「ストレス」ということは、「気」の巡りが悪いことが一つの原因ですので、意識的に発散しなければなりません。
「いい汗かいていますか?」
太陽をあびて陽気(元気)を増やし、のびのびと楽しく運動して下さい。自分のお腹ですから、少しづつ自信をつけていきましょう。

3.ここで初めて漢方薬の登場です。過敏になったお腹だけでなく、気持ちを安定させたり、緊張をほぐしたりしてくれる処方には、さまざまなものがありますので、ご相談下さい。体質病のようなところがあるので、よくなるのには時間がかかるでしょう。お腹の具合を良くする併用薬、併用補助食品などもいろいろございます。とにかくなるべく早くよくなる手段をいっしょに考えましょう。


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